患者様の声 肩の痛み(野球肩)
2021/11/03
野球・テニスをやってる患者様から喜びの声を頂きました。
患者様の声はこちらIMG_20190717_0001_NEW
今回の患者様は、来院時に肩の痛みがひどく、
自分で何とかしようとあれこれ試した結果良くならず、
諦めた状態での来院でした。
痛みが出ている原因を問診、視診、徒手検査、可動域検査や、
実際に投球動作やスマッシュ動作をしていただきフォームもチェックしました。
そこから痛みの原因となっている個所を特定し施術していきました。
肩の痛みといっても人それぞれ違うので、
あの人はこないだテレビでやってたあれで良くなったから私もあれで治そうとかはお薦めしません。
本人がどこが悪いのか理解していないと、なかなか体は良い方向へ進んでくれません。
本人に痛みの原因がどこにあるか、なぜ痛くなっているのかを説明し納得していただきました。
根気よく通っていただき痛みも取れ可動域も良くなって、
徐々にキャッチボールなどを再開していただき、
違和感、不安がなくなったので卒業です。
目次
肩の痛み
肩の痛みといってもいろいろありますが、今回の患者様は投球動作と、
テニスのスマッシュ動作時に疼痛を誘発していました。
肩関節を正しく使えていなかったのとオーバーユースが重なって重症化してました。
肩の痛みにアイシング?
肩は温めたほうがいいと言う日本独特の昔からの慣習が今でも残っていますが、
プロ野球のピッチャーが投げ終わった後に、インタビュー中など肩が盛り上がってるのを見たことがありませんか?
投げることで肩をたくさん使って炎症が起きたのでアイシングをしているのです。
今回の患者様も炎症が強かったので、まずアイシングで腫脹を軽減しました。
肩だから温めるのではなく、急性症状にはまずアイシングです。
温泉で温まって治るのはその程度の症状ということです。
痛いときに筋トレは?
また筋力が衰えたくないから筋トレ、ウエイトトレーニングを続けたがっていましたが、
関節が正しく動かない状態で間違った力の入れ方をしてしまい、
炎症を悪化させてしまう可能性が高かったので痛みが軽減するまで我慢していただきました。
痛みがあるときに筋トレをすると治るものもあるとは思いますが、
明らかに腫れあがって炎症を起こしているときにはお勧めしません。
もしプレー中に痛みが出たら
どうしてもやり続けなければいけない大会ならしかたないのですが、
そうでない場合は無理して続けずにやめましょう。
出来ることならすぐにアイシングをしましょう。
痛みが引かない場合はすぐ専門家に診せましょう。